やっと世界時計完成しました(R04/12/24)

ブログ | Blog

世界時計、完成しましたね。

ご存知の方もいると思いますが、実はこの時計は5年前にはすでにデータがあったんです。

当時のデータです。

当時はCNCフライスで作ることを目標にして設計していました。

ですが製作難易度が高くて止まっていました。

その制作の残りなんかもあります。

球面に沿う歯車です。

この歯車はアルミから削り出しています。

削り出してるってことは、湾曲したぶんの高さから削り出しているってことなんです。

なので材料の8割くらいを削ってこの歯車を作ったわけです。

あとは球体フレームなど。

当時はDMMの3Dプリントサービスを利用して高精細アクリルで出力しました。

それなりにお値段したはずです。

ですがまあ、作れなかったわけです。

もちろん技術的な問題もありますし、やる気の問題もあります。

そんなわけでずっとお蔵入りしていました。

最近になって3Dプリンターがうまく扱えるようになってきて、温め直した次第です。

昔設計したデータとリメイクしたデータの比較です。

球体のサイズは3Dプリンターで作れる程度に一回り大きく、土台は底面が正方形になりました。

土台の中身も色々変更。

過去のデータと比べると設計力が上がっているなと感じます。(それでもまだまだですが)

とりあえず形になってよかったです。昔のデータも成仏できそうです。

細かい設計のことについて書くと大変なのでまとめ動画見てね。

あとは展示などで会った時に直接聞いてくださいな。