前回の続きです。
鉢の形状を大まかに作成しました。
鉢の説明をすると、鉢はゼンマイによって動かしていきます。横から出てる四角いものがゼンマイです。
鉢の内部には飛球振子式の脱進機が入っています。飛球振子の置物と仕組みは同じですが、構造は上下逆になっています。飛球振子の回転するアームが四方の巻き付く軸に接触しなければ問題なく動くものだと思います。
流れとしては、ゼンマイによって飛球振子を回し、その途中で鉢から上部(樹のほう)に伝える歯車も回るという感じです。
本体上部に渡す回転は今回は往復運動ではなく、ゆっくりとした回転にしようと思います。
そのほうが、互換性のある鉢になりそうですので。
ところで、上部にも力を与える必要があるため、必要トルクは鉢のみの時より増します。
ここで問題になるのは必要トルクが多すぎて脱進機が機能しないなんてトラブルです。また取り付けるものによってトルク量も違うでしょう。
それを回避するためにも、鉢〜脱進機までの減速比はある程度カスタムできるようにするのがいいかなと思います。
一度、マニュアルトランスミッションのようなワンタッチで切り替えができる機構も考えたのですが、レイヤーが増えすぎて分厚くなってしまうのでやめました。
ここは「可変できる機構を予め搭載しておく」というよりは、「部品を交換することで可変できる」というものにしておいた方がコンパクトになるのでいいかなと思います。
部品交換で可変させるためには、本体側には十分な空間とカスタム分の軸穴があれば大丈夫かなと思います。
また進んだら書きます!