秩序ある無秩序を考える 3 (R01/12/03)

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前回の続きです.

今回はフレームを作っていきました.

じゃーん!

なかなか理解し難いものになってきましたね.色は設計する時にわかりやすいようにつけているものです.

裏から.

設計を生業にしている人が見たらまず「汚い」なんて言いそうです.

でもいいんです.これはそういうコンセプトの作品なんです.

むしろこれは設計者とそれ以外で意見がすごくわかれそうなものですよね.

多分、作品の名前は無秩序とか、そういうワードになることでしょう.散在した歯車を無理やり繋げて回すのが今回のテーマですから..

それで、フレーム(歯車の軸を保持する部分)を作ったわけですけど、これもまたなかなかに雰囲気に影響してきますね.

フレームの組み方は加工方法により、直角にしか嵌め込むことができません.なので、傾いた2つのフレームを組むには「繋ぎ」が必要になります.

繋ぎの作り方は言葉で表すのは難しいのですが、2面が交わる線から各面に直角に線を引いて繋げる...やっぱ言葉では難しいです.

フレームだけ表示したもの.かなりのガラクタ感..まあ僕は嫌いじゃないです.

しかし、こうも直角平行が崩れると魅力的に感じるのはなんでなのでしょうね.僕の別の作品なんかも回転軸が揃っていない部分も中にはありますが、よく「いろんな方向に回ると見ていて面白い」という感想を持たれたりします.人間はそういうものを望んでいるんでしょうかね.機械はそれを望んでなさそうですが(笑)

さて、もうそろそろデータは完成しそうですね!また進んだら書きます!