輪列の動きを止める機構です。
通常時は、爪はカムの上を滑るようになっていますが、カムには段差のある部分があり、そこに爪が引っかかることで動きを止めます。再度カムを回転させる時は爪を上に押し上げる必要があります。
爪の押し上げ方はいろいろあります。てこの原理を利用して別のカムにより少しずつ持ち上げたり、振り子を持ち上げ、爪を叩く方法もあります。
動作の開始タイミングを正確に決めたい時は、振り子を使って爪を叩くような、瞬間的な動きができるタイプが制作した際に誤差に影響されにくいです。
また、カムの形状は勾玉形状でなくても爪が引っかかるのでであれば機能します。溝のようにすれば1周の間に複数のロックを作ることもできます。