ウォームギア

機構 | Mechanism

ねじ歯車(ウォーム)とそれにかみ合うはすば歯車(ウォームホイール)を組み合わせた機構です。

ウォームの条数が1の時は、ウォーム1回転でウォームホイールの歯が1つ進みます。

高い減速比を得ることができるため、大きな力を必要とする機械によく使われます。

また、ウォームホイールからはウォームを回すことはできません。そのため逆転防止機構として用いられることもあります。

一応、ウォームホイールは薄い平歯車でも代用することができますが、その場合は大きな力を伝えることは避けたほうがいいかと思います。

逆に、より大きな力を伝える場合はウォームホイールの側面を弧状にしてウォームとのかみ合いを増やします(鼓形ウォームホイール)。

ちなみにウォームの条数を増やすと条件次第ではウォームホイールからの動力伝達もできるようになったりします。

この機構模型(物販/データ)はBOOTHにて販売中なので気になった方はどうぞ〜

機構模型プラス セット5【データ】【物販】 - からくりすと - BOOTH
機構模型のセットデータ/プリント品です。

ウォームギアに使われている機構

はすば歯車

ねじ歯車

ウォームギアと近縁の機構

つる巻きたが歯車

立体カムとピン歯車による間欠回転機構

ウォームギアから派生する機構