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リンク | Link

往復タイプのゼネバ歯車機構です。

レシピ


回転は左にあるリンクから伝達されます。

この原動節からてこクランク機構により、回転は揺動運動へ変換されます。

てこクランク機構の従動節の延長にはスロットが付いていて、てこクランク機構の延長に設置されているため可動範囲が大きくなっています。

その従動節のスロットから次に、ゼネバ歯車のピンへ回転が伝わります。

この時、スロットが付いたリンクとゼネバ歯車の回転軸は同一ではありません。この場合はゼネバ歯車の揺動角度が大きくなり伝達されています。

その後、ゼネバ歯車のピンがスロットに入る、出るを繰り返し一連の動きとなります。
最終的なゼネバ歯車(スロット側)の動きは、途中に停止が入る間欠揺動運動になります。

ちなみに、このゼネバ歯車のピン側、スロット側の部品は本来のゼネバ歯車の形状とは異なっています。

伝達される動きが回転ではなく揺動であるため、不要な部分がカットされた形状です。

見えにくい部分は3Dモデルで確認してください。