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間欠歯車

機構 | Mechanism

間欠歯車は、回転を断続的に伝えることができる歯車です。

間欠歯車を用いることで、一定の回転から任意の時に回転を停止させるような複雑な伝達を行うことができます。

また、ゼネバ歯車と違い、回転が伝わる時のスピードやトルクが一定で、停止させる時間をより細かく設定することができます。また1レイヤーの構造で成立するのでゼネバ歯車より薄く収めることができます。(ゼネバ歯車はピンの取り付けがあるので2レイヤー必要)

注意点としては、間欠歯車が回転を伝え始めるときに1番最初の歯に大きなトルクがかかることです。軽いトルクで動作させる場合は問題ありませんが気を付けておくといいです。

それと停止時には歯車同士はスリップするようになるので摩擦や摩耗に注意です。

この機構模型(物販/データ)はBOOTHにて販売中なので気になった方はどうぞ〜

機構模型プラス セット2【データ】 - からくりすと - BOOTH
機構模型のセットデータです。 本モデルはネジや釘が不要で、完成まで3Dプリンターのみで完結するようになっています。 STLデータを3Dプリンターで出力して組み立ててください。 ・06_間欠歯車 ・07_はすば歯車 ・08_スクロール歯車 ・09_ゼネバ歯車 ・10_段階変速歯車 土台サイズ:80x80mm ■データにつ...

間欠歯車に使われている機構

平歯車

間欠歯車と近縁の機構

カウンタ式間欠歯車

サイクロイド間欠歯車

欠歯歯車

間欠歯車から派生する機構