2組の間欠歯車と三角カム、リンクを組み合わせた機構です。
間欠歯車はカムの切り替え用と動力伝達用として機能します。
ルーローの三角形を基に作られる三角カムにより60°ごとにリンクの動きを制御します。
リンクが動くことにより従動歯車の動力伝達経路が変化します。
輪列は回転方向修正機構と似た構造をしていますが、こちらはリンクを能動的に動かすことでその回転方向を制御しています。
見えにくい部分は以下の動画で確認いただければと思います。
間欠往復回転機構に使われている機構
間欠往復回転機構と近縁の機構
欠歯ラックと欠歯歯車による間欠往復回転機構(動作として)