1つの動力源を2つの輪列に使いたい場合に使用できる機構です。
1つの動力源をそのまま2つの輪列に繋いでしまうと、片方にロック機構がある場合2つの輪列が停止してしまったり、双方のトルクが互いに影響してしまったりします。
そういった場合、錘の紐を巻く部分を2つにし、紐の両端から巻き上げるようにします。その紐にぶら下がるように錘を付けることで、2つの輪列に等しく力を与えることができます。
片方の輪列が停止していてももう片方を動かし続けることもできます。
注意点としては錘が各輪列に与える力は半分ずつになります。
ゼンマイを利用する場合も内側、外側をそれぞれ輪列と繋ぐことで1つの動力源で独立した動きをさせることができます。