機械花を昇華させる 5(R02/12/11)

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時間が空きましたが続きです。

暫定ですがデータの方が完成したみたいです。

今回も「秩序ある無秩序」同様に斜め組みを使った構成です。

斜め組みはこんな感じの組み方です。

以前、セメダインのメタルロックを使って金属の斜め組みを試したのですが、結局、フレームは木材を使用して作る運びとなりそうです。

なのでデータでは白いままですがフレームは木材です。木は黒檀やウェンジュ、リオグランデパリサンダーにするのかなと思います。

歯車はアルミです。

作品全体はこんな感じです。

更新頻度が落ちている間にレイアウトなどの紆余曲折があったのですが、このようなイメージとしました。

前回書いたように、脱進機が実のようになる配置にしてあります。

花は2つにしました。

時計としての機能は持ち合わせていませんが別にそういった役に立つ機能は持たせません。

むしろ時間を忘れて眺めていてほしい物ですね。

ちなみに速度伝達比のことですが、ゼンマイから速度を上げて上部に伝えてから再度速度を落としています。

これは脱進機の回転速度は速いのに対して花の開花部分の速度は遅いからです。

花の開閉周期はだいたい2〜3時間程度を想定して作っています。

また、2つの花の開閉速度は同じです。開閉速度自体遅すぎるのでバラバラにしたら次にいつ同時に開く瞬間が来るかわかりませんから…

裏側からのイメージです。

今回は結構パイプを用いた動力伝達を行っています。

フレームについてはちょっと強度が不安な箇所もあったりしますが、とりあえずこれで作ってみて問題があったら太くする方向でいこうと思います。

次はいよいよ実製作に移っていこうと思います!