書き時計 plock

作品 | Artwork

字を書く時計。plotするclock。

一番最初に制作したからくり時計であり、大学の卒業制作。

電気を一切使わず、1分ごとに中央にある筆記板(磁気ボード)に時刻の「書き換え」を行い、時間を表示する。

内部は「筆記機構」「時計輪列」が別々に組み込まれており、時計輪列が毎分筆記機構のロックを解除することにより毎分数字を筆記するようになっている。

数字の筆記には2本のアームを使い、それぞれをカムにより制御する。数字の切り替えにはオリジナルの機構を用い、筆記輪列が筆記機構の内部にあるゼネバ歯車を回すことによって複数の数字を書き換えることができる​。

材料:シナ合板 (5.5mm/9mm/12mm)

機械:糸鋸 / ボール盤