1人のからくりすとがこの機構を愛しています
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その他 | Other

規制レバーを用いたゼネバ歯車の機構例です。

レシピ


通常、ゼネバ歯車には原動歯車と従動歯車に摺動する部分を作らなくてはなりません。

ゼネバ歯車の運動を伝えない部分には摩擦が発生します。

この摩擦については、金属で部品を作成する場合はあまり気にならなくもないですが、木材を使用しての機構作成の場合、この摩擦が非常に厄介になります。

ゼネバ歯車のみの摩耗対策としては片方(もしくは両方)を金属部品にする方法、修道部にアルミテープなどの滑りの良いものを貼り付けるなどがあります。

これはその案の1つで、もう1つの機構を使うことで対策する方法です。

ゼネバ歯車の従動歯車はピンの入る部分と、摺動する(位置を固定する)部分からなります。

摺動部分が無いだけのゼネバ歯車では、ピンが力を伝達しない間は無接点状態となり自由に回転することができ、これが機構の誤作動に影響してしまいます。

そこで用いるのが規制レバーです。規制レバーには低トルクで角度を規制する機能があります。

低トルクなので大きな回転力が従動歯車に加わった場合は回ってしまうわけですが、無接点状態で従動歯車を放置しておくよりもはるかによい対策です。

また、原動歯車にも摺動部を必要としないため1本のピンで十分になります。

この機構の組み合わせは摺動部分が発生しなくなるため木材でも作りやすく、また設計が容易にできるのもメリットです。

デメリットとしては階層が1つ増えることと、先述したとおり従動歯車は強い回転では回ってしまうことです。

見えにくい部分は3Dモデルで確認してください。